去勢・避妊 

Neutering and Spaying

去勢・避妊 

真剣な顔で検査をする空港通りの動物病院の院長の写真

大切な家族のワンちゃん・猫ちゃんに今後子供を作る予定がないのであれば、去勢・避妊手術を考えてみてはいかがでしょうか?

去勢・避妊手術は子供を作らないようにするだけだけではなく、がんなどの病気を未然に防げるメリットがあります。

また、発情期のストレスや、無駄なケンカ、マーキング等も少なくなります。

ワンちゃん・猫ちゃんにとって、去勢・避妊手術は一生に一度の大事なことなので飼い主様がしっかりと考えてあげましょう。

手術について

手術は、予約制となっております (別途術前血液検査が必要となります) –

男の子

男の子は睾丸を摘出する手術です。日帰り手術ですので、当日家に帰ることが出来ます。

女の子

女の子は、子宮・卵巣全摘出手術です。1泊の入院になります。手術の翌日には家に帰ることができます。

※料金については、種類・状態によって異なりますので、事前にお電話にてお問合せくだいますようお願い致します。

Changes after surgery

手術後によく見られる変化

犬と猫が寄り添っている写真

男の子 

  • 年をとってからの前立腺の病気(前立腺の肥大など)がなくなります。
  • 年をとってからの睾丸の腫瘍(特に陰睾の子)がなくなります。
  • 年をとってから肛門周囲線腫(肛門のところにできる腫瘍)がなくなります。
  • 性格が穏やかになることが多い。(ほかの犬とケンカしなくなる)

女の子 

  • 年をとってからの乳腺腫瘍の確率が低下します。
    (ただし、2回目の発情が来る前です。2回目以降は確率は変わらないと言われています。特に1回目の発情が来る前に手術をすると確率がかなり低くなるよと考えられています。)
  • 子宮の病気になりません。
  • 発情が来なくなり、出血がなくなります。(避妊していない場合は、発情の際には陰部より出血があります。)
  • 妊娠の心配がなくなります。

男の子 

  • おしっこをひっかけること(マーキング)がなくなることが多い。
  • おしっこの臭さがかなり減ります。
  • ケンカをしなくなることにより、感染症(ネコエイズなど)にかかる確率は確実に減ります。
  • 外に出ている時間が短くなります。

女の子 

  • 発情が来なくなり、変な声で鳴くことがなくなります。
  • 年をとってからの数千の腫瘍(猫の場合は80%は乳がん)の確率が低下すると言われています。(避妊していない猫は避妊している猫の7倍乳腺腫瘍リスクが高いと報告されています)
  • 妊娠の心配がなくなる。
  • 交配による感染症(ネコエイズなど)の心配がなくなる